趣味の音楽・数学~日々の記録

フュージョン音楽と数学についての研究記録です。

エレクトーンの上達法 第1回(譜読み)

はじめまして、フュージョン音楽と数学が大好きなtctです。

この記事が最初の投稿となります。

 

このブログでは私の趣味である、音楽(特に作曲の仕方)と数学を二本柱に読者の方の興味をそそるような価値のある記事を書いていきたいと思っています。(専門家ではないので、間違っていたりつまらない記事もあるかもしれませんがそこはご容赦ください、、、)

自分も含めて読者の方とも楽しみを共有していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

 

さて、最初の記事である今回はエレクトーンの上達法について、私の経験に基づいて紹介していこうと思います。

 

この記事にたどり着いた方ならご存じだと思いますが、エレクトーンとはピアノのような鍵盤楽器のことで、足鍵盤があるというのがピアノとは異なる特徴です。

 

私は、幼稚園の年中の頃から高校三年生の夏頃までヤマハ音楽教室に通っていました。ヤマハを引退した後もエレクトーンを続けており、自分で言うのも何ですが右手だけ上手いという自信があります。笑)そこで今回はなかなかエレクトーンが上達しないという方、特に小さい頃はやってなかったけど大人になってエレクトーンを始めたという方に向けて私が思う上達法を紹介してみたいと思います。

 

ーエレクトーン上達法ー

  1. 楽譜を読んだ時点でメロディの一つ一つの音の長さが正確に読み取れること
  2. 五本の指が独立する練習をすること
  3. 指が独立してきたら、市販の曲を弾いてみること。もちろん、最初はゆっくりな曲からスタートし、だんだん速い曲へとレベルアップしていくのが良いです(なお、2と3を同時並行的に進めても良いかもしれません、というよりほとんどの方はこうやっていると思います。)
  4. その他。前提として、エレクトーンをやることと曲を弾くことに興味があること

以上がエレクトーンの上達法の概観です。ポイントを注意しておくと1~3の中で、一番苦しいのが1で次に苦しいのが2だと思っています。なぜなら、1も2も一朝一夕にはできることではなく、練習が退屈に思ってしまうからです。ここでやめるか続けるかが一つの分岐点だと思います。

 

では、ここから上達法1について説明していきたいと思います。これは言うまでもなくエレクトーンの(あるいはギターやベースなど他の楽器の)上達の基本のキです。なぜなら、楽器を弾くには楽譜を読めなければならないからです。1は上達法の中でどういう位置づけかというと「楽譜をストレスなく読め、メロディのリズムが分からなくて悩む無駄な時間をなくす」ためのものです。

 

1の重要性が分かっていただけたでしょうか?エレクトーンの講師になって生徒さんを見てきたわけではないので自分語りになってしまうのですが、私はこの譜読み(楽譜を読むことの名称)ができるようになってからエレクトーン上達の一つ目のパラダイムシフトが起こりました。笑)

 

上達法1の具体的な方法ですが、メロディを良く聴いて馴染みがある曲のCDと楽譜を手元に用意し、楽譜に記譜されているメロディの一つ一つの音の長さをCDを聞きながら確かめるということになります。

私は16分音符一つ分を”タorン”と読むことにし、例えば16分音符が三つ分の音の長さは”タ・ン・タ”と、16分音符4つ分の長さに対しては”タ・ン・タ・ン”と読んで音の長さをつかむようにしました。

 

ポイントがあります。それはできるだけ16分音符や8分音符が入っているメロディに対してこの練習を行って欲しいということです。これを聞くと”えっ、最初から16分音符?”と思うかもしれませんが、逆に全音符や2分音符だとリズムの最小単位が分からなくてリズムあるいは音の長さの仕組みがつかめないと思います。なので最初から16分音符の長さを音の長さの最小単位にして音の長さをつかんでいくのが良いと思います。

なお、曲の中に32分音符が出てくる場合、原理的には32分音符一つ分を”タorン"として読めば良い(つまり、音の最小単位を32分音符とすれば良い)のですがこれでは音の長さが短すぎてとても分かりにくいので、32分音符が出てくる小節だけ32分音符を音の長さの最小単位とすれば良いと思います。そもそも32分音符が出てくるような曲はフュージョンぐらいしかないと思いますが、、、

 

以上、譜読みの方法について自分なりに解説してみました。参考になれば幸いです。

次回は上達法の2について説明していきます。